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■震度6弱一夜 北海道・函館市では被害が次第に明らかに
今も余震への警戒が続く、北海道・函館市。震度6弱の地震から一夜。被害が次第に明らかになってきた。
函館市縄文文化交流センターで、職員が慎重に運んできた木箱。
その中から取り出したのは、国宝の中空土偶で、再びケースに展示された。
16日午後2時21分ごろ、北海道・函館市で、最大震度6弱を記録した地震。
函館市内の博物館では、展示していた土器が割れるなどの被害があったが、国宝の土偶は無事だったため、16日夜は、念のため、金庫に保管。
17日、再び展示ケースへと戻された。
しかし、市内の霊園では、およそ400基ある墓石の9割が倒れるなどの被害があり、元に戻す作業が行われていた。
片づけをする人は「土台から、もう駄目ですね。余震が来たら困るので、一応、片づけますけど、自分ではできない」と話した。
片づけをする人は「土台から、もう駄目ですね。余震が来たら困るので、一応、片づけますけど、自分ではできない」と話した。
一方、地震の影響で、天井のパネルが落下した、南かやべ漁協。
一夜明けた17日は、朝から通常通り、マグロの競りが行われていた。
一夜明けた17日は、朝から通常通り、マグロの競りが行われていた。
その中には、偶然水揚げされたのか、サメもいた。
日常を取り戻したかのように見えるが、競りに来ていた人たちからは、「(きょうは不安だった?)それは、ありましたね」、「朝まで寝られなかった。まだ余震が来る感じで…」などといった声が聞かれた。
気象庁は、今後1週間程度、今回と同じ規模の地震が起きるおそれがあるため、十分に注意するよう、呼びかけている。
(2016年6月17日)
※FNNより
(2016年6月17日)
※FNNより