苫小牧漁協、サメ被害相次ぐ カニかご916件、刺し網229件 2015年9月19日 5:00

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ヨシキリザメ2
※一般的なヨシキリザメの画像です。

【苫小牧】苫小牧漁協(吉田政芳組合長、126人)は18日、ヨシキリザメによるとみられる苫小牧沖での漁具被害が916のカニかごと、229の刺し網に及んだことを明らかにした。

 8月に組合員からサメ被害報告が相次いだことから、全組合員を対象に同月24~31日に調査。毛ガニ漁またはカレイ刺し網漁に従事する35人が「被害にあった」と答えた。毛ガニ漁が30人と多く、刺し網漁は8人(重複あり)だった。35人のうち32人が「今年は被害が特に多い」と回答。被害の時期は8割が7~8月に集中し、海域は苫小牧沖20~30キロ、水深は80~130メートルが多かった。

 苫小牧漁協は「これまでこのような被害はなかった。道など関係機関と被害防止に向け協議したい」としている。
※ 北海道新聞より
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