サメによる漁具被害が相次いだ苫小牧漁業協同組合が組合員に調査を行ったところ、毛ガニをとる「カニかご」だけで900個以上が被害にあっていたことがわかりました。
苫小牧漁協はサメによる漁具被害を把握するため、先月、組合員35人を対象に聞き取り調査を行いました。
それによりますと被害の時期について、7月から8月と答えた人が、83%と8割を超え、海水温の高かった夏場に被害が集中したことがわかりました。
また、被害を受けた漁具の種別では、毛ガニをとる「カニかご」が916個と全体の被害のおよそ8割を占めて最も多く、次いで229のカレイの刺し網が破られる被害が出ました。
苫小牧漁協は「壊された漁具は修繕作業が必要でその手間もかかる。
漁獲物への被害も出ていて補償の要望もあることから、今後対応を検討していきたい」としています。
※北海道NEWS WEBより
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