アメリカ海軍イルカ部隊の実態とロボット代替え計画

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※2016/10/29 に公開、ScubaFilmFactoryより、2016年10月22日、アメリカ、サンディエゴの海軍の海洋哺乳類訓練施設にて、アメリカ海軍海洋哺乳類プログラムに対する抗議のニュース映像

<動画の内容>

アメリカ海軍のイルカ部隊の軍用施設に抗議する人々は、細かく仕切られた小さな囲いに飼われたイルカが可哀想だと言っています。また、海洋哺乳類を軍用に使役すること自体に反対だとも言っています。取材に答える女の子は、イルカ達が狭い所に閉じ込められて可哀想だからすぐに放してあげて欲しいと話しています。

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※画像、細かく仕切られたイルカの軍用施設

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※画像、無人機雷探索艦計画「Project Knifefish」のイメージ図:unmannedsystemstechnologyより

アメリカ海軍のイルカ部隊が12フィート(約3.6m)のロボットに代わる計画は怪しくなってきています。


2017年までに、アメリカ海軍海洋哺乳類プログラムに代わって行う予定だった無人機雷探索艦計画「Project Knifefish」は、いまだ準備ができていないということです。


アメリカ海軍では、2012年から行っている80頭のイルカ部隊を12フィート(約3.6m)のロボットの探索艦に2017年までに移行する計画でした。

しかし、2016年までに無人機雷探索艦計画「Project Knifefish」の準備ができておらず、2016年の2月までに受領した9,100万ドル(約101億円)に加えて、さらに7億5,150万ドル(約833億円)を必要となるそうです。

アメリカ海軍は、1950年代から機雷の探索追跡に、イルカ、アシカ、シャチ、サメを利用してきました。


General Dynamics社の無人機雷探索艦計画「Project Knifefish」とは、海底のものを探索運搬や港の警備など担う海洋哺乳類から低コストロボットに代わるものでした。

しかし、 地元のニュース紙San Diego Readerによると、政府監査官は装置の使用準備に時間がかかり、また整っておらずコストがかさんでいると述べています。

アメリカ国防総省の本庁舎ペンタゴンからの監査書類によると、無人機雷探索艦計画「Project Knifefish」は2017年会計年度第4四半期に最初の生産準備ができない恐れがあるとのことです。

また、無人機雷探索艦計画「Project Knifefish」は、機雷探索の機能や動作などを含めたシステム実現能力は不十分なようです。

(2016年11月18日のtime記事翻訳・編集)

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『アメリカ海軍イルカ部隊の実態とロボット代替え計画』へのコメント

  1. 名前:Lakisha 投稿日:2016/11/26(土) 17:21:07 ID:75cd5ffcd 返信

    Why does this have to be the ONLY relbiale source? Oh well, gj!