※右下:シャチの浮き輪
環境運動連合海委員会のメンバーたちが2015年12月7日午前、ソウル鍾路区の日本大使館前で日本の南極捕鯨の撤回を促し、警告する記者会見を開き、日本の捕鯨再開を批判するパフォーマンスを行っている。
(ハンギョレ新聞社)
※参考:農相、調査捕鯨に許可書 南極海で今月下旬再開(2015年12月7日18:27神戸新聞)
森山裕農相は2015年12月7日、南極海で今月下旬に調査捕鯨を再開する日本鯨類研究所に対し、国際捕鯨取締条約に基づいて特別許可書を発給した。調査船団は今月1日に日本を出発しており、農相の許可を受け正式に調査を実施できるようになった。
南極海での調査捕鯨は昨年3月に国際司法裁判所(ICJ)から停止命令を受けたため、昨年度は目視調査にとどめた。捕獲を伴う調査は約2年ぶりとなる。
調査船団は約4週間かけて南極海に到着する予定で、来年3月上旬まで調査を行う。ミンククジラを333頭捕獲するほか、捕獲を伴わない皮膚の採取や資源量推定のための目視調査などを実施する計画だ。