22万年前以降に多様化したシャチ、世界の海に生息 国際研究チーム発表

スポンサーリンク

シャチ2

※画像、シャチのタイプ別分布図:Nature Communicationsより

 海の食物連鎖の頂点に位置する肉食のシャチは、22万7000年前以降にさまざまなタイプに分かれた可能性が高いと、スウェーデンのウプサラ大などの国際研究チームが1日、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。

 シャチは北極海から南極海まで世界の海に広く生息しており、生息する海域のほか、小型のクジラやアザラシ、魚類、ペンギンなどの餌によってタイプが分かれる。進出先の環境に応じて急速に進化した過程は、約20万年前にアフリカに出現し、世界を制覇した現生人類(ホモ・サピエンス)に匹敵するという。
※2016年6月1日の時事ドットコムより


※参考:Nature Communications

※関連記事:【遺伝】シャチのゲノムと生態学的特性と社会進化 Nature Communications

スポンサーリンク
関連