※画像:大阪港の小さな宝島facebook(2016年2月18日)より
■魚より、お客より、大事なもの。 ~「築港天保山ひとびと地図」より~
海遊館の最大の財産は「水」。
水槽の水は和歌山県沖から専用の輸送船「かいゆう2」に乗って3日に一度のペースで運ばれてくる。重さ350トン。一度に25mプールと同じ量の海水が運ばれてくることはあまり知られていない。
これを隅々まで行き渡らせるのがスタッフの力。JR大阪環状線1周ほどの総延長20㎞に及ぶ配管とポンプ、そして、ろ過装置のメンテナンスは死活問題で、元飼育員の吉田朋史さん(設備チームマネージャー)がその任に当たる。生き物たちの面倒をずっと見てきた人だからこそ分かる「水を守る仕事」の大切さであろう。
水槽の水は和歌山県沖から専用の輸送船「かいゆう2」に乗って3日に一度のペースで運ばれてくる。重さ350トン。一度に25mプールと同じ量の海水が運ばれてくることはあまり知られていない。
これを隅々まで行き渡らせるのがスタッフの力。JR大阪環状線1周ほどの総延長20㎞に及ぶ配管とポンプ、そして、ろ過装置のメンテナンスは死活問題で、元飼育員の吉田朋史さん(設備チームマネージャー)がその任に当たる。生き物たちの面倒をずっと見てきた人だからこそ分かる「水を守る仕事」の大切さであろう。
※2015/04/15 に公開、
2015年3月24日、輸送船「かいゆう2」の映像
輸送船「かいゆう2」で、海遊館の水槽の海水を運んでいるそうです。
海遊館のすぐ目の前は海(大阪湾)ですが、安治川の河口で塩分の薄い海水(汽水)であるため、
ジンベエザメやクラゲなどを健康に飼育するために、船で外洋の海水を運んできているとのことです。
※参考:海遊館HP、海遊館日記「海水を汲みに行ってきました」(2010年7月30日)より
※関連記事:ジンベエザメのベロタクシー 大阪、築港天保山エリアを2016年5月から走る予定