全長7m 巨大シャチ現る オホーツクミュージアムえさし 新たに骨格標本 どうしんウェブより 北海道

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オホーツクミュージアムえさし
※2010年11月に稚内の海岸に漂着した全長7メートルのシャチ、オホーツクミュージアムえさしにお目見えした巨大なシャチの骨格標本:どうしんウェブより
 【枝幸】改築工事で休館中の町の郷土資料館「オホーツクミュージアムえさし」は19日、展示の目玉となる全長7メートルのシャチの骨格標本を設置した。出入り口近くの天井から巨大な全身骨格がつり下げられ、5月の再オープン後は新たなシンボルになりそうだ。

 シャチは、2010年11月に稚内の海岸に漂着し、同ミュージアムが引き取った。町内のエゾシカ死骸処理施設で肉を取り除いた後、展示に向けて14年秋に京都の専門業者へ輸送。もろくなった箇所の補強や脂分を抜く作業などを進め、17日に枝幸に戻ってきた。

 設置作業は、骨格を八つに分けたパーツごとの組み立てから開始。海へ潜る姿勢をイメージして頭を下に傾けるようにして天井からつり下げた。

 床からシャチの頭部までは高さ2・5メートルほどで、来場者は間近に眺めることができる。臼井平学芸員は「当初苦労した肉を取り除く作業で、発酵分解処理など新たな試みも取り入れ、標本にすることができた。多くの人に見てもらえれば」と話している。(立木大造氏)
※どうしんウェブより

<オホーツクミュージアムについて>

 オホーツクミュージアムは、改修工事のため平成2016年4月30日まで休館しています。休館の詳細はこちらです。
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