駿河湾でイタチザメ捕獲、 2016年1月8日展示開始 存命で展示は同館初 伊豆・三津シーパラダイス

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イタチザメ
※2016年1月8日、駿河湾沖で捕獲された、体長1.2m、「イタチザメ」の展示が始まった:伊豆・三津シーパラダイス(沼津市内浦長浜、TEL 055-943-2331)

 伊豆・三津シーパラダイス(沼津市内浦長浜、TEL 055-943-2331)で1月8日、駿河湾沖で捕獲された「イタチザメ」の展示が始まった。

 イタチザメはメジロザメ科に分類され、別名「タイガーシャーク」と呼ばれる、どう猛なサメの一種。同館広報担当の春日保さんは「主な生息域は熱帯・亜熱帯で、通常駿河湾で捕獲されることは非常に珍しい。当館の30年以上の歴史で初めての出来事」と話す。
 展示するイタチザメは1月8日朝に内浦漁港で水揚げされた。体長は1.2メートル、推定年齢は1歳という。同館の魚類飼育担当者・水野晋吉さんは「7時30分と早い時間に漁港から連絡が来たため、珍しい物が水揚げされたのだと思ったが、イタチザメとは思わなかった」と話す。
 イタチザメは水揚げ後、水温22度ほどの熱帯用水槽内に移され、ほかの魚と一緒に飼育されている。水野さんは「傷も少なく泳いでいるが、随分と弱っているように見える。できるだけ長く飼育し、その後は研究対象として保存を検討している」と話す。
 広報担当の春日保さんは「暖冬のせいか南北の水温差があまりなく、黒潮に乗ってきてしまったのが原因かもしれない。普段は見られない生き物を間近で見てほしい」とも。
 営業時間は9時~17時。入場料金は大人=1,960円、小人(4歳~小学生)=980円。
※伊豆経済新聞より

■みとしーに珍しいサメが搬入
 その名も「イタチザメ」今までみとしーには搬入されたことがないサメです!漁協から連絡をもらった時には、まさか?!と思いましたが、水槽を覗くとそのまさかでした!驚きと興奮を抑えながら、すぐに会社に電話!搬入の準備を整え、早速搬入をしました!イタチザメは暖かい海に生息するサメの為、この時期に駿河湾で捕獲されるということは非常に珍しいことです。その要因としては、例年と比べ海水の温度が高いことが考えられますが、それでもこの時期に姿を現すとは思いもよりませんでした。残念な事にみとしーにはイタチザメを泳がせる大きな水槽が無いため、短期の展示が予想されます。是非、この機会にご覧ください。

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