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2016年、ことしも残すところあと3日となり、およそ2万1000匹の生き物が飼育・展示されている、世界最大級の水族館、本部町の沖縄美ら海水族館では、この1年の水槽の汚れを落とす大掃除が、28日行われました。
28日は、全長4メートル近い、イタチザメやオオメジロザメなど4種類のサメ11匹と、エイが飼育展示されている「危険ザメの海」と呼ばれる水槽で大掃除が行われました。
幅15メートル、深さ4メートル余りの水槽に、飼育員2人がおりに入って潜り、悠々とサメが泳ぐ中、水槽に付けた吸盤につかまりながら、スポンジや布などで汚れを落としていました。
水族館では、去年までは閉館したあとに大掃除をしていましたが、ことしはお客さんにも見てもらおうと、初めて営業時間内に大掃除を行いました。
東京から訪れた小学生の男の子は「サメが泳いでいる水槽の中で掃除をするのは怖くないかなと思いました」と話していました。
水槽の掃除をした飼育員の当真英之さんは「新しい年も魅力的なサメを見ることができると思います」と話していました。
※2016年12月29日のNHK NEWS WEBより