※画像、死んで見つかったサメ
※2016/11/22 に公開、NewsBeat Socialより、ニュース映像(英語のみ)
アメリカ、フロリダ州パナマシティで、白人男性Granger Ray Wooten(21歳)らが、体長9フィート(約2.7m)のシュモクザメを釣りで不法に捕獲し、その上、殴打し死に追いやったとして告発されました。
しかし、殴打に関して、彼はサメに心肺蘇生をして救命措置を行ったと主張しています。
事の発端は、2016年10月24日、フロリダ州パナマシティにあるSt Andrews State Parkという公園の埠頭で、サメが虐待されていると通報を受けたフロリダ州魚類野生鳥獣保護局(FWC)が、Granger Ray Wooten(21歳)らを発見したことによります。
※フロリダ州パナマシティにあるSt Andrews State Parkの場所
地元紙Panama City News Heraldによると、当局が、2名の白人男性が約2.7mのシュモクザメを釣りで捕獲し砂地に引き上げたという通報を受け駆けつけたところ、Granger Ray Wooten(21歳)らが、サメの頭部を抱え、他の者と一緒にサメに殴打していました。
目撃者Robert Petty氏の証言によると、白人男性が左腕でサメの頭部辺りを抱え腹部を何度も殴打していたこと、また、Granger Ray Wooten(21歳)らは、瀕死のサメを海辺から遠く離れた所まで引きずり、子供をサメの上に座らせ写真を撮っていたそうです。
当局の調べに対し、Granger Ray Wooten(21歳)は、当初、サメを捕獲したことは認めましたが、サメを殴打したことは否定していました。
しかし、当局が埠頭に浮いているサメの死骸を発見し、この件について問い質したところ、Granger Ray Wooten(21歳)は、一転し、サメを助けるため強打し心肺蘇生措置をとっていたと言い出しました。
地元紙Panama City News Heraldによると、Granger Ray Wooten(21歳)の話の内容は、サメの肺に空気を送り込むために腹部付近を圧迫強打していたそうで、つまりは、サメに対して心肺蘇生法を実行していたというのです。
地元紙Panama City News Heraldの取材者は、彼に、もしサメを蘇生させたいなら、鰓に海水を送るために急いで海辺に連れて行くべきだと説明したそうです。
Granger Ray Wooten(21歳)は、捕獲禁止のサメを不法に捕獲したとして告発され、12月7日に法廷に召喚して罪状の認否を問う予定とのことです。
なお、申し立てでは、彼の友人は告発されていません。
(2016年11月24日dailymail記事翻訳)
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