※画像:一瞬顔を出すサメ
※2016/11/16 に公開、katunewsの映像
2016年11月12日、アメリカ、オレゴン州、コロンビア川の河口付近に位置するアストリア(Astoria)沖にて、ワシントンからカニ漁に来ていたJosh Robb氏が偶然捉えた映像です。
血に染まる赤い海面に、サメがアザラシを襲っている様子が映像で確認できるとのことです。映像の後半に、そのサメが海面に顔を出すところも映っています。
アメリカ合衆国野生動物庁がKATU取材班に話したことによると、生物学者はこの映像に映るサメの特定ができないとのことです。何人かの専門家は、ホホジロザメであると言い、また、他の専門家はネズミザメであると言います。
両者はよく似ています。アメリカ合衆国野生動物庁のRick Hargrave氏は、コロンビア川河口付近ではあまりサメは見かけませんが、全くいないわけではないとのことです。
生物学者によると、考えられる理由は、地球温暖化による海水温の上昇により、サメだけではなく、今までとは異なった種類の生物が現れているとのことです。
Josh Robb氏は、船から457m~548m離れたところでの撮影だったので、判断は難しいと述べています。ただ、サメが海面に現れた大きさを見ると、船と同じ位大きかったそうです。
この動画は、11月16日にフェイスブックに投稿され、2,000回近く再生され話題を呼んでいました。
(2016年11月17日のkatu記事翻訳)
※アメリカ、オレゴン州、コロンビア川の河口付近に位置するアストリア(Astoria)の場所
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※関連記事:切り刻まれたサメで物議 アメリカ カリフォルニア州
ああ、何ザメなのでしょうね?
以前ココでホホジロとネズミザメの見分けが難しいという話しをしたじゃないですか。
それで眠れなくなって(^^;)
科博の「海のハンター展」で両者がでていたので、じっくり見比べてみました。
ネズミの方が背鰭がでかい感じです。尾鰭よりも大きい感じです。
なので今回はネズミではなさそうです。
1:20くらいからの画像を良く見ると、尾鰭がかなり大きい感じですねー。
背鰭より大きい感じです。
尾鰭の形でいうと
・同じ科のホホジロもネズミも尾鰭の上下もほぼ同じ形(カツオ型?)
・画像からは、尾の上部が(下より)大きいメジロザメ科のような感じもします。
(下半分は見えないけど)
ホホジロでもない???
そうだ噛み跡は??
ホホジロは他のサメよりも歯と歯の間に隙間があります。
指一本分くらい。
そういう噛み跡ならホホジロの可能性がありますが、
尾の上が大きなメジロザメ科のような気がします。
そのような尾を持つ大型の危ないサメはイタチ・ヨゴレ・オオメジロ。
ヨゴレは丸っこい背鰭だし、イタチでもないような・・・。
うーんオオメジロか??
でもちらっと横顔を見ると、黒目がちでホホジロにも見えますね。
うーん、また眠れなくなりそうだ~。