※2016/06/22 に公開、Lindblad Expeditions-National Geographicより、(英語のみ)
この映像にはシャチがペンギンを狩る実際の様子が含まれますので閲覧にはご注意願います。
この2016年6月22日公開された動画は、南極大陸、南極半島北東端とジョインビル諸島との間にある南極海峡で撮影した、ペンギンを餌としているシャチの映像です。
シャチ研究チームとナショナルジオグラフィックのチームが、海洋哺乳類の追跡調査と皮膚サンプル採取のため探査船に同船しました。
シャチ研究チームによると、シャチの背ビレ横に衛星発信器をつけ、それぞれ約3~4ヶ月の行動や生態を研究しいるそうです。
シャチは極めて知能が高い肉食海洋動物で、基本的に生きるために狩りをします。
この南極大陸の海域では、シャチはペンギンを追いかけ狩りをしています。時には、遊んだり、一旦捕まえてわざと放し、また追いかけてみたりもします。これは、まるで家ネコがネズミを追いかけるような状況に酷似しています。
このように、シャチはお腹が空いていない時でも、食べないですが、狩りをすることもあります。
(映像より通訳)
※南極大陸、南極海峡(Antarctic Sound)の場所
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