※写真:折り紙でできたシャチ
北海道立オホーツク流氷科学センター ギザfacebookより
北海道立オホーツク流氷科学センター ギザfacebookより
■2015年10月10日から折り紙展スタート、魚や草花精巧に表現
道立オホーツク流氷科学センター(高橋修平所長)で企画展「折り紙で綴るオホーツクの自然」が10日から始まる。折り紙で表現した花やオホーツクの生き物など数多くの作品を一堂に展示する。入場無料。来月29日まで。
作品は道内ゆかりのアーティスト集団〝コスモス村〟の代表でオカリナ奏者の富田正之さん(大阪出身、南富良野町在住)と、コスモス村所属の折り紙作家、庄田ゆきえさん(札幌在住)の2人で制作。色や質感がそれぞれ異なる一枚の紙からヒグマやエゾシカ、ハクチョウなどをはさみを入れずに仕上げ、海や湿原、流氷など6つのゾーンに分け展示する。会場内で流れるBGMはコスモス村に所属するアーティスト仲間の吉田悠二さん(富良野在住)がオホーツクの流氷や自然をイメージして書き下ろしたという。
今回展示する作品の中で最も大きいのは海をイメージした青い布の上に置かれたシャチ。1・6m四方の黒い紙を折って仕上げた大作で「展示にふさわしい大きさにするのに紙はどれ位の大きさが必要か計算するのに試行錯誤した」(富田さん)という。
会場内には折り紙でペンギンを作るキットも用意。折ったものは一緒に並べることができ、ペンギンの数を増やしていく来場者参加型展示となっている。