※写真、
(上)「E」プールで泳いでいる最近のティリクム
(上)「E」プールで泳いでいる最近のティリクム
(下)ゲート前でじっとしているティリクム
:Heather Murphy、Ocean Advocate Newsより
:Heather Murphy、Ocean Advocate Newsより
海洋哺乳類の保護団体が発行しているニュース誌、Ocean Advocate Newsより
2016年5月16日、我々がティリクムを観察し始めてから、約2ヶ月が経ちますが、引き続き順調な闘病生活を送っています。
今日、ティリクムは、医療用プール横の「E」プールで泳いでいるのを観察できました。彼が医療用プールから、こちらのプールに移動してきたことは歓迎すべきことです。
ティリクムは、病気でないときでも、あまり泳がず水面でじっとしていることが多いです。
これは以前、彼がショーの前に、ゲートで待機していた頃の姿を彷彿とさせます。
私は、ドリーのようにクジラと話せませんが、このことは、彼がみんなと一緒にいたいと望んでいるのかも知れません。
彼は、ここ数ヶ月も他のシャチと共に表舞台に出ていないのです。
私は、有名なトレーナーHolly氏に、彼がどうしているか尋ねたところ、ティリクムは、今日は調子良く過ごしていますが、決して危機を乗り越えてはいない状態で、調子の良い日やそうでない日が続いているということです。
我々は、引き続き見守り続けていきます。
(2016年5月16日のoceanadvocatenews 記事翻訳)
※関連記事:シャチ、ティリクム(Tilikum) 重病が更に悪化 危篤に近い状態に アメリカ シーワールド 2016年3月8日
※関連記事:2016年3月12日のティリクム(Tilikum)の容体について
※関連記事:シャチのティリクム 気力と食欲が改善の方向へ シーワールドがHPで2016年3月19日に発表
※関連記事:ティリクムのその後の容体について シーワールド発表 2016年4月18日