ティリクムが泳いだ！病状に改善の兆しか？ 2016年3月20日

※写真、2016年3月20日、ティリクムが泳ぐ様子：oceanadvocatenewsより

　2016年3月21日、海洋哺乳類の保護団体が発行しているニュース誌、Ocean Advocate Newsによると、シーワールドの絶望的に思えたティリクムの重病発表から12日、この日ティリクムは、今までの様子とは違っていました。

　医療用プールにいるティリクムは、実際、健康な時よりもよく動いているのです。ここ数年、ティリクムがこのように諦めずに生きようとする強い意志を示したのは驚くべきことです。

　関係者の話によると、ティリクムはショーの間、医療用プールの隣の「E」プールへ移動するようです。

ティリクムは、おそらくそのプールに入るために門の近くで待機しているように見えました。一方、ティリクムは、おもちゃを与えられましたが、これには興味を示しませんでした。

　ティリクムが良くなっていることは嬉しいことですが、これらのことが、ティリクムの病状の改善を示しているとは、はっきりとは言い切れません。

　一つ言いたいことは、彼がこれ以上苦しむことのないようにして欲しいということです。病気の問題以前に、狭いプールでの生活に苦しんでいるのです。できれば、本当は狭い医療用プールではなく他の通常のプールに入れてあげて欲しいのです。
（2016年3月21日のoceanadvocatenews 記事翻訳）　