※特別展示「銅剣に描かれたサメ?」の案内ポスター:鳥取県立博物館HP
鳥取県立博物館所蔵の弥生時代の銅剣に新たに「サメ」と考えられる絵画が線刻されていることが発見されました。製作後の銅剣に絵画が描かれている資料としては、全国初の発見で注目されています。
弥生時代の絵画は青銅器だけでなく土器、木製品などの様々な物に、人物、動物、建物といった多様なモチーフが描かれます。そのような中で、サメをモチーフにした絵画は鳥取県を中心とした日本海沿岸地域にしか存在せず、特に青谷上寺地遺跡で多く見つかっています。弥生時代の鳥取県では地域色の強い、青銅器のマツリが行われていたと言えそうです。
鳥取県立博物館では、この度の発見にあわせて、サメと考えられる絵画の描かれた銅剣および各地のサメ(もしくは魚)絵画資料について、特別展示を行います。
1 主な展示資料
・銅剣(鳥取県立博物館所蔵資料)
・青谷上寺地遺跡出土木製品等〔一部復元品〕
(鳥取県埋蔵文化財センター所蔵資料)
・茶畑六反田遺跡出土砥石(鳥取県埋蔵文化財センター所蔵資料)
・白枝荒神遺跡出土土器(出雲市所蔵資料)
※すべてサメ(もしくは魚)が描かれた絵画資料
2 展示期間
平成28(2016)年2月11日(木・祝)から平成28年5月8日(日)まで
3 展示場所
鳥取県立博物館 歴史・民俗展示室
4 関連行事「展示説明会」
(1)日 時 平成28年2月11日(木・祝) 1回目:午前10時、2回目:午後1時
(2)会 場 鳥取県立博物館 歴史・民俗展示室
※鳥取県立博物館HPより
※鳥取県立博物館:〒680-0011 鳥取県鳥取市東町二丁目124番地、利用案内についての詳細HP