モササウルスと海の生き物の化石展 モササウルスの化石(レプリカ) と模型を 2016年1月22日まで出張展示 すさみ町江住の町立エビとカニの水族館 和歌山

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モササウルスと海の生き物の化石展
※モササウルスの化石のレプリカを眺める来場者(18日、和歌山県すさみ町江住で)

 和歌山県立自然博物館(海南市)の出張展示「モササウルスと海の生き物の化石展」が18日、すさみ町江住の町立エビとカニの水族館で始まった。来年1月22日まで。入館料が必要。 

 展示内容は、滄竜(そうりゅう)と呼ばれる白亜紀後期に栄えた海生爬虫(はちゅう)類モササウルスの背骨と肋骨(ろっこつ)の化石(レプリカ)、生きていた時の姿を復元したミニチュア模型。さらに県内で発見されたウミユリや二枚貝、巻き貝、アンモナイト、ウニ、サメの歯などの化石もある。合わせて、全国で発見されたハコエビやスナモグリ、イワガニ、ノコギリガザミ、オオグソクムシなど甲殻類の化石も展示している。 

 博物館は、世界的にも貴重なモササウルスの化石が県内で発見されていることを広く知ってもらうため、県内のイベントなどでPRを続けている。 

 モササウルスの化石は、2006年に有田川町の鳥屋城山で約7500万年前の地層から一部が見つかり、その後の大掛かりな発掘調査とクリーニング作業を経て、全容が明らかになってきている。クリーニング作業は来年2月に終了する予定で、その後、本格的な研究が行われる。保存部位数は日本一で、世界的にも貴重な化石だという。 
(2015年12月19日更新)

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