ノコギリザメ親子展示開始 2016年1月18日 沖縄美ら海水族館

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ノコギリザメ親子
※ノコギリザメ親子:沖縄美ら海水族館facebookより

 ■ノコギリザメ親子展示について

 2014年5月上旬に沖縄美ら海水族館で産まれたノコギリザメの赤ちゃんが生後1年8か月経ちました。
産まれた時に35㎝だった全長も今や70㎝越え。
小さな水槽ではだいぶ狭くなってきたため、このたび、親ザメと同じ「深層の海」水槽で展示をスタートしました。
体はまだまだ小さいですが、ノコギリを振って餌を食べる姿は一人前。
ガラス面近くに親子で並んでいることもありますので、ぜひご覧ください。(2016年1月18日更新)
※沖縄美ら海水族館facebookより

■ノコギリザメ(鋸鮫)について

 ノコギリザメ目ノコギリザメ科 Pristiophoridae に属する、ノコギリ状の吻をもつ魚の総称。あるいはその中の1 種を指していう。類似した形態をもつノコギリエイ(ノコギリエイ目ノコギリエイ科)とは分類上異なる。日本産はノコギリザメ Pristiophorus japonicus 1 種のみ。(英名:Japanese sawshark、 ジャパニーズ・ソーシャーク)全長1.5m 。日本近海に生息。それ以外の生息地の英名は異なるため下記wikipedia参照。人には危害を加えず、また野生のノコギリザメを目にする機会もほとんど無いと思われるが、危険を察知すればノコギリ状の吻で攻撃される可能性があるため、刺激を与えること自体は控えるべきである。(wikipediaより

<参考>
■ノコギリエイについて
 ノコギリエイ(鋸鱏、鋸鱝、英名:Sawfish、ソーフィッシュ)とは、ノコギリエイ目ノコギリエイ科 Pristidae に属する魚の総称。稀種。(※wikipediaより

■ノコギリザメとの相違点
 ノコギリザメはノコギリザメ目ノコギリザメ科に属する魚で、本種とは分類上全く異なる。以下、外見上の相違点を挙げる。
  • ノコギリザメの吻には2 本のヒゲが生えているのに対し、本種ではヒゲが見られない。
  • ノコギリザメの吻の歯は大きさがまちまちだが、本種では全てほぼ同じ大きさである。
  • ノコギリザメの吻の歯は抜け落ちても生え替わるが、本種のものは脱落しても生え替わらない。
  • ノコギリザメの鰓(えら)は体側面に開いているのに対し、本種では体下面に開く。
  • 胸鰭に関して、ノコギリザメより本種の方が相対的に大きい。
  • ノコギリエイは最大8メートルにも達する巨大な種もいるが、ノコギリザメは小さく、最大でも2メートル位にしかならない。
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