※尾びれを見せて泳ぐザトウクジラ= 2015年12月21日午後1時ごろ、座間味村から南西約4キロ沖(宮城清さん撮影)
【座間味】 2015年12月21日午後1時ごろ、座間味島から南西約4キロの海域で、今季初のザトウクジラ1頭が確認された。冬の主役の到来で、ホエールウオッチングのシーズンが始まった。
クジラは例年この時期にカムチャツカ半島付近から訪れ、暖かい座間味海域で出産や子育てを行った後、4月ごろ北の海に戻る。
撮影した島内のダイビングショップオーナーの宮城清さん(55)によると、体長約10メートルの若い個体で「水温は例年より高いが、元気よくブリーチング(ジャンプ)する姿が確認できた」。通常、この時期は長旅による疲れを取るためブリーチングはあまりせず、仲間が集まってから活発になるという。
座間味村ホエールウオッチング協会の業務は27日に始まる。ホエールウオッチングは来年1月末ごろの本格シーズンを経て、4月上旬まで開催の予定。
※沖縄タイムス+プラスより
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【現地観光プランDATA】
●料金..大人4200円、子ども(3~11歳)3200円(乗船料、ホエールウォッチングガイド料、ライフジャケットレンタル料、ガイドブック代を含む) ●所要時間…3時間 ●集合場所…那覇三重城港(待合所) ●最少催行人数…1名 ●申込〆切…前日17時
※13時30分発のプランもあります。午後出発のプランもあるので、都合に合わせて選べます。