映画『ジョーズ』でも有名な　スティーヴン・スピルバーグ監督、大統領自由勲章を受章

　アメリカの文民最高位の勲章である大統領自由勲章。現地時間24日にワシントンDCで授与式典が行われ、映画監督のスティーヴン・スピルバーグ、歌手バーブラ・ストライサンドら他16名と共に、オバマ米大統領から勲章を授かった。

　科学、スポーツ、公共サービス、政治、人権、芸術などに貢献した個人に贈られるという大統領自由勲章。今年は17人に贈られ、文化・芸術の分野ではスピルバーグ監督とバーブラのほか、歌手のグロリア・エステファンや夫で音楽家のエミリオ・エステファンが受章したという。

　Entertainment Weeklyによると、オバマ大統領はスピルバーグ監督について、「スティーヴンは彼のキャリアを通して私達に異星人、はぐれ考古学者、人食いサメを紹介してくれました。また、ネバーランドやジュラシック・パークのみならず、ノルマンディー海岸やナチの強制収容所へ誘ってくれました」と、『E.T.』や『ジョーズ』、『シンドラーのリスト』など作品を想像させる内容で、アメリカの文化や人権擁護などに与えるスピルバーグ監督の影響力を称えたそうだ。

　一方、バーブラについては「ほぼ全ての栄誉と賞を集めている彼女が、これまでこの勲章を授かっていなかったとは信じられません」とジョークを交えながら語り、心臓病などの健康問題や女性の権利平等などでバーブラが熱心な活動を続けてきたことに敬意を表したという。
※ クランクイン！より

※参考：「ジョーズ」のポスターの記事より

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