石油パイプライン拡張計画による、絶滅に瀕しているシャチへの影響 カナダ

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※画像、シャチが船舶の騒音のため、餌の鮭が取りにくくなるというイメージ図:下記動画より


※2016/11/21 に公開、Raincoast Conservation Foundation(カナダの環境保護団体)より、この動画は、カナダの環境保護団体が公開した映像です。

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※画像、カナダのバンクーバー島付近の地図、ピンクの部分=カナダ、バンクーバー島南部のシャチの生息域

カナダ海洋保全計画(National Oceans Protection Plan)の中にも含まれる、キンダー・モーガン社の石油パイプライン拡張計画は、シャチの生存を脅かす重大な結果を招くことが危ぶまれています。

まず、輸送タンカールートにおける石油流出の影響が懸念されています。

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※画像、カナダのバンクーバー島付近の地図、黒い線=パイプラインのための輸送タンカー船の予定ルートで、絶滅に瀕しているシャチの生息域とほぼ一致している

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※画像、カナダのバンクーバー島付近の地図、黒い部分(高い影響)と白い部分(低い影響)=予想される石油流出範囲

また、石油流出や衝突を避けられたとしても、輸送船舶の急激な増加による海中の騒音の影響で、餌の鮭が捕獲しづらくなるため、絶滅に瀕している南部のシャチに影響を与えてしまいます。その影響が続くと、100年以内に絶滅する可能性が50%以上になるということです。

(映像の説明文翻訳)

※関連記事:船舶よりシャチの通行優先? カナダ海洋保全計画

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