漁港内にサメ? イルカ襲われ血を流す 石垣島 沖縄タイムス+プラスより

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イルカ 怪我

※写真、サメに襲われたとみられる痛々しい傷を負い、漁港内をさまようイルカ=石垣市新栄町の漁港内:沖縄タイムス+プラスより

 【石垣】2016年5月6日午後5時ごろ、石垣市新栄町の八重山漁協前の漁港で、サメにかまれ深手を負ったとみられるイルカの姿が確認された。護岸へ近づいたり遠ざかったり、血を流しながら何度も港内を行き来し、集まった人たちが心配そうに見守っていた。付近にサメがいる可能性が高いことから救助はできず、7日朝には行方知れずとなった。


 6日は朝から漁港東側の旧離島桟橋近くの海にイルカが迷い込んだと話題に。頭部を負傷しており、イルカ&クジラ救援プロジェクト代表の安田雅弘さんにも連絡が入った。さらに午前10時半ごろには漁協付近でイルカの姿が目撃され、漁業関係者によると午後2時ごろには、サメにかまれたとみられる深手を背びれに負っていた。

 安田さんによるとサメは遠くから血を嗅ぎ分け、傷のある生物を狙う。漁港内に捨てられた魚の血にサメが集まるといわれ、イルカは最悪の場所に逃げ込み、襲われた可能性があるという。集まった人々からも「だから漁港では誰も泳がない」という声が上がっていた。

(奥沢秀一通信員、2016年5月14日の記事)
※沖縄タイムス+プラスより

※参考:イルカ&クジラ救援プロジェクトHP

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