※元祖深海の忍者、ダルマザメ(上の写真:wikipedia、下2枚の写真:坂本衣里氏)
※写真:2014年11月15日 沼口麻子氏 千葉に出現したトドに謎の傷跡つけた「ダルマザメ」共生するプレデター驚異の捕食術:現代ビジネスより
■ダルマザメ
英名:Cookie-cutter shark、はヨロイザメ科に属するサメの一種。体長30-50cm。深海に生息する、比較的珍しいサメ。普通水深1,000mより深い海に生息する。熱帯、亜熱帯海域の水深80-3,500m間で採集の記録がある。夜になると獲物を求めて比較的浅い水深にまで上がってきて、様々な獲物を狙うようになる。体色は背側が茶色、腹側は白色を呈する。体形は葉巻型で、いずれの鰭も小さく、背鰭は身体の後方に位置する。臀鰭(しりびれ)は無い。腹面に発光器を持ち、淡緑色の生物発光をする。これはカウンターイルミネーション(Counter illumination)といい、下方から見たときに表層からのわずかな光に溶け込み、自分の影を消すという効果がある。また、マグロなどの有用魚種を食害する他、海底ケーブルや潜水艦に傷をつけるなど二次的な被害が知られている。
■艦これの深海棲艦「駆逐ロ級」にしか見えないと話題に
※今回、「ニンジャカラスザメ」と名付けられた新種のサメ⇓
※写真:新種のサメ、「ニンジャカラスザメ」=Victoria Elena Vasquez/JOSF