※写真、メキシコ、カボ・サン・ルーカス沖にて捕獲された、アメリカ ナヌカザメ:Pisces Sportfishing Fleet facebookより
2016年3月29日、メキシコのバハ・カリフォルニア半島南端のカボ・サン・ルーカス沖にて、アメリカ、カリフォルニアからチリにかけての太平洋東岸に生息する、アメリカ ナヌカザメが捕獲されました。モントレーベイ水族館に写真を鑑定してもらったところ、アルビノか、白変種(白変個体)ではないかということです。
※写真、メキシコ、カボ・サン・ルーカス沖にて捕獲された、アメリカ ナヌカザメの鰓の拡大:Pisces Sportfishing Fleet facebookより
このサメの歯は突起のようで、奇妙なことは、頭部に非常に小さな鰓が3つずつしかないことです。通常サメは、5~7つずつの鰓があるはずです。
モントーベイ水族館のサイトによると、ナヌカザメは、恐怖を感じると海水や空気で膨らみ、怒らせない限り人には臆病なサメだそうです。
ちなみに、サメは撮影後、海に帰したとのことです。
(Pete Thomas Outdoors2016年3月30日の記事翻訳)
※参考:
※写真、アメリカ ナヌカザメ、英名、Swell shark, 学名:Cephaloscyllium ventriosum(wikipedia)
※メキシコのバハ・カリフォルニア半島南端、カボ・サン・ルーカスの場所
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