台湾の先住民、約4000年前にホホジロザメ捕獲=遺跡から大量の骨 2015年10月18日

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台湾

(台東 18日 中央社)台湾原住民(先住民)は約4000年前から巨大な魚を捕獲できる高い漁の技術を持っていた。近年、一般の人が抱く原住民のイメージを大きく覆すような事実が、国立台湾史前文化博物館の調査や研究で明らかになっている。 

同館の研究者、呉意琳さんによると、2012年から翌年にかけ、台東県東河郷都蘭湾付近の遺跡から約3900~4400年前のものとみられる魚の骨やサメの歯が大量に出土したという。中には体長3メートルを超え、どう猛な性格で知られるホホジロザメの骨もある。 

だがその一方で、現場から見つかった漁具は折れた釣り針1つ。当時の人々がどうやって巨大なサメを釣り上げていたのかは未だに分かっていない。 

太麻里郷旧香蘭遺跡でも大量の骨や歯が出土。こちらでは複数の釣り針も見つかった。動物の骨を使ったもの以外に、鉄製のものも交じる。「1400~2200年前の同地に、成熟した航海と漁の技術があった」。同館の李坤修研究員はそう見ている。 

だが、サメの捕獲方法はやはり不明だ。網を使って捕らえていた可能性も考えられるが、推測の域を出ない。サメに詳しい専門家の徐華遜さんは、条件さえ揃えば「捕獲できるチャンスはあっただろう」としているが、実態は依然として謎に包まれている。 
(盧太城/編集:齊藤啓介)
※フォーカス台湾より
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