※ホホジロザメ=2016年1月6日午後、本部町の沖縄美ら海水族館:沖縄タイムス+プラスより
■飼育4日で死亡 水族館で泳ぐ世界唯一の「ジョーズ」 沖縄美ら海
【本部】本部町の沖縄美ら海水族館で5日から展示されていたホホジロザメが2016年1月8日午前9時32分、死亡した。原因は調査中。
4日に読谷村漁協の定置網にかかり、5日から同水族館で飼育、展示していた。飼育員によると、同水族館に到着後は安定した泳ぎをみせていたが、8日早朝から状態が急変し、遊泳困難となり水槽底に沈んだという。今後、解剖して死亡の原因や生態解明を探る。
映画「ジョーズ」のモデルになった最も凶暴なサメで、動き続けなければ生存できないため、輸送や飼育が困難とされている。
※沖縄タイムス+プラスより
※沖縄タイムス+プラスより
■美ら海 ホオジロザメ死ぬ 飼育から3日、原因調査中
【本部】成体では世界初の飼育・展示例となっていた沖縄美ら海水族館(本部町)の雄のホオジロザメ(体長約3・5メートル)が8日午前に死んだ。4日に読谷村漁協の定置網で捕獲され、5日に同水族館に運び込まれていた。飼育日数は3日間だった。
同水族館によると、7日まで水槽の中を安定した様子で遊泳していたが、8日早朝に状態が急変して遊泳困難となり、水槽の底へ着底した。予備水槽施設に移動させ、飼育員と獣医師らが処置したが、9時32分に死んだ。原因は調査中という。
ホオジロザメは常時動き続けなければ生存できず、輸送や飼育が非常に難しいとされている。
水族館の広報担当者は「非常に残念だ。ホオジロザメを目当てに来館している客も多かった。今後解剖されるだろうが、これからの飼育に生かせるデータを集めることができればいい」と話した。
【琉球新報電子版】
※琉球新報より
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