※RBBTODAY:青森、商業施設の地下に、70店近い商店が軒を並べる、新鮮市場
青森に移住して3回目の冬を迎える筆者。青森に来てまず驚いたのは海産物の美味しさである。東京で生まれ育った筆者はどちらかというと魚介類は苦手で肉食主体の生活を送っていた。おそらく「本当に美味しい」と感じる新鮮な海産物に東京で巡り合えていなかったのであろう。
三方を海に囲まれている青森県は、一年を通して多彩な海の幸に恵まれており、その新鮮な魚介類がいつでも手軽に味わうことができる。春夏は、トゲクリガニ、サクラマス、メバル、アイナメ、カレイ、ワカメ、ソイ、ウニ、マグロ、ホタテ、海峡サーモン、マイカなど。秋冬はサケ、ブリ、サメ、サバ、タイ、ホッキガイ、マダラ、ミズダコ、ナマコ、シジミ、ヤリイカ、ハタハタなどなど。
しかも、東京の感覚からすると驚くほど安価なのだ。青森市を代表する市場は青森駅前に点在しているが、ここは青森市中心部に住む市民の台所としての役割も果たしているため、並ぶ海産物の種類やその価格とも市民目線のものばかり。交通の要所となる青森駅から徒歩数分のところであるので、ぜひ青森市に立ち寄られた際には足を伸ばしていただきたい必見のスポットなのである。
■青森駅前商業施設アウガ地下「新鮮市場」
今回は、年末に青森駅からすぐ近くにある商業施設「アウガ」の地下フロアに広がる「新鮮市場」を訪問した。ここは、味や鮮度にうるさいと言われる青森市民の台所にもなっている。26店の海産物店のほか、野菜、精肉、惣菜等を売る店が4店、干物、塩干物、乾物を売る店が29店、このほか果物、和菓子、地酒などを扱うその他の店が5店並ぶ。また食事どころも5店が軒を構えており新鮮な海の幸やラーメンをその場で味わうことができる。営業時間は店舗にもよるが地下フロア自体は朝5時から18:30まで営業している。人気店では商材が売り切れたら営業を終了してしまうところもある。早朝から賑わっている市場だ。正月期間ももちろん営業している。
続く。
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※RBBTODAYより
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