命がけの大掃除 美ら海水族館のサメ水槽 2015年12月25日

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危険ザメの水槽を内側から掃除する飼育員
※おりの中に入り、危険ザメの水槽を内側から掃除する飼育員=2015年12月25日夜、本部町・沖縄美ら海水族館(沖縄タイムス+プラスより)

※2015/12/26 に公開、沖縄タイムス公式動画チャンネルより
 年末を控え、沖縄美ら海水族館(本部町)の「危険ザメの海」水槽で25日夜、「命がけ­の大掃除」があった。オオメジロザメなど11匹が泳ぐ水槽に飼育員2人が潜り、周囲を­おりに守られながら透明パネルの汚れを落とした。ジンベエザメがいる「黒潮の海」水槽などは危険がなく毎日掃除をしているが、サメ水槽­は数カ月に1度。この日は閉館後、初めて報道陣に公開された。

■[本部]年末を控え、沖縄美ら海水族館(本部町)の「危険ザメの海」水槽で25日夜、「命がけの大掃除」があった。オオメジロザメなど11匹が泳ぐ水槽に飼育員2人が潜り、周囲をおりに守られながら透明パネルの汚れを落とした。

 ジンベエザメがいる「黒潮の海」水槽などは危険がなく毎日掃除をしているが、サメ水槽は数カ月に1度。この日は閉館後、初めて報道陣に公開された。

 体長約3・7メートルと水槽で最大のイタチザメは11月に連れて来られたばかり。初めて見る掃除に興奮したのか、おりから遠ざけようと水面上から誘導する棒に体当たりして、折ってしまった。

 潜っていた飼育員の当真英之さんは「なかなか見られない行動。変だなと思った」と言いつつ、「信頼関係があるので怖くない。生き物たちが美しく見えるようになれば、飼育員として幸せです」と笑顔を見せた。
※沖縄タイムス+プラスより

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