イワシの群れで「雪景色」 北海道・登別の水族館 登別マリンパークニクス　2015年12月1日

　北海道登別市の水族館「登別マリンパークニクス」で2015年12月1日、約1万匹のイワシの群れが泳ぐ「銀河水槽」で、イワシを雪の結晶に見立て、音楽と照明で雪景色を表現するイベントが始まった。午前と午後の1日2回、2月末まで実施する。

　イワシの群れは餌に向かって動くことから、飼育員が音楽や照明の演出に合わせて餌を入れ、イワシを誘導。青や白の光に照らされた群れが、大きな水槽の中をダイナミックに動き回り、雪が舞う様子を表現した。

　温泉旅行の帰りに夫婦で立ち寄った札幌市の遠藤樹さん(37)は「イワシをショーにするなんてすごい。動くたびにきらきらして、きれいだった」と話した。
※共同通信より

※2015/12/01 に公開、この動画にはサメは出てきませんので、銀河水槽にサメがいるかは不明です。

　銀河水槽は、約1万匹いるイワシのキラキラした姿が、銀河の星々を連想させることからこの名前がつきました。群れで泳ぐ姿は、まさに芸術作品のようです。パフォーマンスタイムの中でエサを与えると、驚くほどに口を開けて水槽の中を泳ぎ回ります。その時に見られるイワシのキラキラとした光りは最高潮に達して、本当にキレイですよ！銀河水槽の中は、照明を暗めにして、イワシのキラキラした光具合がわかりやすいようになっていますので、いつも見るイワシとは違う、きれいな姿を見に来てくださいね。

＜イワシのパフォーマンスタイム＞

担当スタッフがイワシのお話などを交えながら給餌を行います。イワシたちも普段とは違った群れの形やうねりを見せてくれますよ。必見です！！

＜マイワシ＞

体長：20～30cm/分布：樺太から南シナ海までの東アジア沿岸域

海面近くで生息し、大群を作って遊泳します。春から夏は北上し、秋から冬は南下する季節的な回遊をしています。