※写真、幸宏丸の比嘉幸秀船長らが駆除した全長4.07m、重量500kg超のイタチザメ=2016年7月26日午後、八重山漁協水揚げ場:八重山毎日新聞より
八重山漁協一本釣り研究会(宮里清吉会長)が漁業被害の低減を図ろうと、石垣島の沖合などで実施していたサメ駆除は26日、全日程を終えた。25日から2日間で、重量500kg超のイタチザメ3匹を含む109匹を駆除した。
うち、波照間沖で全長4.07m、重量500kg超のイタチザメを駆除した幸宏丸の比嘉幸秀船長は「今後3カ月ぐらいはサメによる被害が少なくなるはず。ただ、エサを追い求めて島の近海に来る危険性もある。今後も駆除を続けていかないといけない」と話していた。
今回の駆除について、宮里会長は「しばらくは効果がある。別のサメもいるとは思うが、少し安心できた」と語った。
サメ駆除は、国の離島漁業再生支援事業の一環で実施され、漁船14隻が参加した。
※2016年7月27日の八重山毎日新聞より
※2016年7月27日の八重山毎日新聞より