サメに片脚食いちぎられたサーファー死亡 オーストラリア

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※写真、オーストラリア、ウエストオーストラリア州パース南郊のファルコンビーチで、サメに片脚を食いちぎられた男性サーファーの救助を行う救急隊員や警察官ら(2016年5月31日撮影)。
(c)AFP/MANDURAH MAIL/MARTA PASCUAL JUANOLA

 【2016年6月4日 AFP】オーストラリア西部ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州パース(Perth)南郊のファルコンビーチ(Falcon Beach)でサメに襲われ、片脚を失った男性サーファーが3日夜、病院で死亡した。警察当局が4日、声明で発表した。傷の状態がひどく、助からなかったという。


 亡くなったベン・ジャーリング(Ben Gerring)さん(29)は5月31日、仲間と共にサーフィンをしていた際にホホジロザメとみられるサメに襲われ、右脚の膝上部分を食いちぎられた。サーフボードは真っ二つに折れていたという。

 ジャーリングさんは仲間たちによって海岸に引き上げられて応急処置を受け、その後、地元の病院に搬送されていた。

 警察当局によれば、事件が起きた翌日、現場付近で全長4.2メートルのサメが捕獲されたが、ジャーリングさんを襲ったサメかどうかは確認できなかった。このサメは海で殺処分された。

 今年2月に米フロリダ自然史博物館(Florida Museum of Natural History)の「国際サメ被害目録(ISAF)」が発表した報告書によると、2015年にサメによる襲撃は全世界で98件記録されているが、死者が出たケースはわずか6件しかなく、そのうちオーストラリアで起きたものは1件だった。
※AFPより

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