※写真はイメージです。
英女優のエミリー・ブラントは2010年に俳優のジョン・クラシンスキーと結婚し、豪華な新婚旅行へ出かけた。
せっかくのハネムーンを特別なものにしようと、ジョンはエミリーに体験スキューバダイビングに挑戦するよう説得したものの、彼女はサメが本当に怖く、なかなか首を縦に振ろうとしなかった。サメには絶対に遭遇しないとジョンが説得を続けたことで、エミリーはようやくトライすることにしたが、不安は図らずも的中してしまった。
「どのサメもジョーズみたいに見えるけど、僕たちが見たのは本当にジョーズそのもので、すごく大きかった。しかもすぐ近くで泳いでいた」とジョンはエレン・デジェネレスが司会のトーク番組で語った。
「エミリーはスキューバダイビングをやりたがらなかったけど、『サメのトラブルなんて起きないよ』と言い聞かせたんだ。でも突然、1匹のサメが群れから抜けだして、僕らの後ろを泳ぎ始めた。僕はそれを見たけど、エミリーには見えていなかった。サメがエミリーに向かいだしたので、僕は『もしびっくりさせて彼女が慌てたら、サメに噛まれるかもしれない』と考えて、何もしないことにした」
「エミリーがサメがすぐ近くまで来たことに気づくと気泡がたくさん出てきて、彼女は水中で気絶したみたいだった。酸素をすべて使い果たしたから、かなり怖かったよ」
幸いエミリーは正気に戻り、大事に至ることはなく、その後は楽しい体験になったという。特に別の水中生物とのふれあいが感動的だったようだ。
「ウミガメが現れて、これは本当のことなんだけど、腕を彼女に回して彼女の頭をぽんぽんと叩いたんだ。ウミガメにハグされたんだよ」とジョンは笑った。「まるで妻の1日が最悪なものだったのを分かっているように、『友だちのテリーを許してやってくれ、泳ぐ時にかなり近づきすぎるクセがあるんだ』とでも言っているみたいだった」
エミリーはサメとの遭遇をジョンのせいだとなじることはなく、今も幸せな結婚生活を送っている。2月に誕生日を迎える夫妻の長女ヘイゼルちゃんは最近、自分らしさを見せるようになってきているという。エミリーにならってイギリスなまりをしゃべるほか、言葉の実験もしているようだ。
「少しずつ話せるようになってきたよ」とジョンは笑顔で語った。「僕を探す時、『ダディ、ダディ』とは言わず、『あのダディはどこ?』と言うんだ」
2016年1月19日 (火) 15:41 配信
2016年1月19日 (火) 15:41 配信