※サメに襲われ前足を失ったアカウミガメの悠ちゃん(参考写真:神戸市HPより)
■ウミガメの人工ヒレを装着させるプロジェクトチームの奮闘が児童書に
両前ひれの一部がないアカウミガメ「悠ちゃん」の人工ひれ開発プロジェクトを追った児童書「あしをなくしたウミガメ悠ちゃん 人工ヒレで泳げるように!」(学研プラス)がこのほど出版されました。発売日は 2015年10月27日。<紹介内容>サメにおそわれて前あしにひどいキズを負ったウミガメを、多くの人たちの協力で再び泳げるようになった感動のノンフィクション。素材や形を工夫しながらおよそ5年をかけてようやく完成した人工ヒレで、ウミガメ悠ちゃんは以前の泳ぎを取り戻すことができた。
※本の詳細:あしをなくしたウミガメ悠ちゃん: 人工ヒレで泳げるように! (動物感動ノンフィクション)
※本の詳細:あしをなくしたウミガメ悠ちゃん: 人工ヒレで泳げるように! (動物感動ノンフィクション)
須磨海浜水族園では、これまで悠ちゃんに人工ヒレを装着させる「悠ちゃんプロジェクト」を各機関と協力しながら行なってきました。
2014年4月に人工ヒレは完成し、プロジェクトは無事終わりを迎えましたが、引き続き悠ちゃんには、できるだけよい環境で過ごしてもらおうと努力を続けております。その一環として、悠ちゃんには水温の高い夏の間は当園内の飼育水槽から自然環境に近い神戸空港島の人工海水池で過ごしてもらっております。人工海水池で過ごすことは、飼育環境下で過ごすと太り気味になってしまう悠ちゃんのダイエットも兼ねています。
7月から人工海水池で過ごしていた悠ちゃんですが、この度冬越しのためスマスイへ戻ってきました!悠ちゃんは本館3階の屋上のウミガメプールで過ごしていますので、みなさん是非悠ちゃんに会いに来てやってください。
※須磨海浜水族園HP2015年11月27日より
※須磨海浜水族園HP2015年11月27日より