鹿児島 サメを解剖 体の構造学ぶ かごしま水族館 朝日新聞 2015年12月7日

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仲谷一宏名誉教授
※仲谷一宏名誉教授のアオザメの解説に聴き入る子どもたち=鹿児島市本港新町

 サメの能力や魅力を知ってもらおうと、かごしま水族館が6日、サメの研究の第一人者、北海道大学の仲谷一宏名誉教授を招いて「サメ解剖講座」を開いた。小学4年生~高校2年生ら30人が参加した。

 子どもたちの目の前に置かれたのは、とがった歯のアオザメと、まだら模様のオオセの2匹。仲谷さんがアオザメを手に持ち、「背びれで進行方向を決め、尾びれがプロペラの役目になる。びゅーっと、ものすごいスピードで泳ぐんだよ」と説明を始め、子どもたちもくまなく観察した。

 仲谷さんは続いてオオセにメスを入れ、胃や食道、卵巣など体内の構造を説明。胎内で卵をかえす「卵胎生」のオオセの体から数センチの赤ちゃんが見つかると、子どもたちは「小さい」と驚きながら見入っていた。
※朝日新聞より

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