※写真、2016年3月25日、カナダのスークの海岸沖で、体長約2.1mのメス、非常に幼いシャチの子どもの死骸が発見された:CTV Vancouver Islandより
(写真:カナダ政府内の政府部局、水産海洋省、Department of Fisheries and Oceansご提供)
2016年3月25日、カナダ、ブリティッシュコロンビア州、バンクーバー島南部、スーク(Sooke)の海岸沖にて、非常に幼いメスのシャチの子どもの死骸が発見されました。
カナダ政府内の政府部局、水産海洋省であるDepartment of Fisheries and Oceansによると、死骸は、検死のため、アボッツフォード(Abbotsford)へ輸送されるそうです。
BC Marine Mammal Response Network(DFO)の広報 担当、Paul Cottrell氏が言うには、住民が2016年3月23日には別の場所で死骸が浮いているのを既に見つけており、天候の影響で回収に時間が掛かったとのことです。シャチのID番号は不明、非常に幼い個体、体長約2.1m(7フィート)で、発見時は既に死亡しており、この個体がどの群れのものかは不明ですが、死骸は腐敗が進んでいる状態だったとのことです。
シャチの研究団体、The U.S.-based Center for Whale Researchの2016年2月の報告によると、絶滅に瀕している南部のシャチの群れ「J」(J-pod)の子シャチが行方不明となり、死亡したと思われるとされていました。
シニア科学者のKen Balcomb博士によると、発見されたシャチは、おそらく、「J」の繋がりのある群れのもので、行方不明の子シャチと同じと推測されるとのことです。
また、Balcomb博士によると、2015年は、南部のシャチのベビーブームがあり、研究者は、生後一年以内のシャチの死亡率は40%としていましたが、博士が知る限りでは、過去14ヵ月で9頭の内1頭を失うだけだったとのことです。
2015年に、この海域において、シャチのベビーブームがなぜ起こったかは不明ですが、Balcomb博士は、カナダ、ブリティッシュコロンビア州の豊かな海域の恩恵によるものだろうということです。
(CTV Vancouver Islandの2016年3月25日の記事翻訳)
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