※写真、丸ビル1FのMarunouchi Cafe × WIRED CAFEにて、2016年3月11日まで、宮城県の食材や、日本酒を扱ったイベント開催:Marunouchi Cafe × WIRED CAFEカフェfacebookより
※写真、仙台のフレンチ「プレジール」の佐藤克彦シェフと丸の内シェフズクラブのドミニク コルビさん:日本橋経済新聞より
丸ビル(千代田区丸の内1)1階の「MarunouchiCafe x WIRED CAFE」が宮城県産の食材や日本酒を提供する「~浜の漁師のおもてなし~ビストロBAR宮城」として期間限定でオープンした。運営は三菱地所。
東北エリアの食材・食ブランドの再生を通じて産業復興を支援する「Rebirth 東北フードプロジェクト」第8弾として企画されたもので、同プロジェクトが開発したオリジナル缶詰や地元食材を使ったフレンチメニューが味わえる。
オリジナル缶詰「はらくっついTOHOKU」シリーズは丸の内シェフズクラブのシェフと宮城県にフレンチレストランを構えるシェフが、カツオやサメなど宮城の水産物を使い共同開発したもの。3年目となる今回は「石巻産宗太カツオとトマトのうまみカレー ~9種類のスパイスがマイルドに香る~」(650円)と「気仙沼産フカ肉入りオマール海老のビスク ~濃厚豆乳とオイスターソースの深いコク~」(680円)の2品をリリースした。
開発に携わった「フレンチ割烹 ドミニク・コルビ」(四谷荒木町)オーナーシェフのドミニク コルビさんは「震災前から食材探しに宮城県に通っていたが、フカ肉を扱うのは今回が初めて。試行錯誤の末にオマール海老のビスクでバランスの良い味にした」と缶詰の仕上がりに自信を見せる。
期間中、同店ではこのオリジナル缶と宮城の食材を使った「気仙沼産フカ肉入りオマール海老のビスク、じゃがいものエクラゼ」(1,000円)や「石巻産宗太カツオとトマトのうまみカレー&ライス」(1,200円)などフレンチメニュー10品や宮城の地酒12種を提供する。