※写真:Gregg Porteous, dailytelegraphより
ドローンの説明をするWestpac社の社長Mike Baird氏と、
他、Westpac社CEOのBrian Hartzer氏、Kevin Weldon氏、Tony Haven氏
他、Westpac社CEOのBrian Hartzer氏、Kevin Weldon氏、Tony Haven氏
以前にも報じられたオーストラリアでの「サメ事故の警戒&救助ドローン」の導入ですが、とうとう同国の救助部隊は今週からその運用を開始しました。
このサメ警戒度ローン「Little Ripper」は高解像度カメラを搭載し、サメを発見して海水浴客を助けるために利用されます。またカメラによる撮影だけでなく、緊急事態の場合には「医療機器やサメ撃退グッズ、3人乗りの膨張式イカダの入ったポット」を投下し、積極的にサメによる被害者を支援することもできます。
なお、Little Ripperの元となったドローン「Vapor 55」は150分間もの空中浮遊が可能です。また、現在はサメの種類を識別するソフトウェアについても開発が進んでいます。そして、Little Ripperの機体価格ですが…なんと1台あたり25万オーストラリアドル(約2000万円)もします! そこらの高級車なんて目じゃないほど高額なドローンです。
導入地域はオーストラリアのニューサウスウェールズ州。昨年には14人もの人がサメに襲われ、そのうち一人は死亡しています。オーストラリアは昨年よりサメ警戒ドローンのテストを開始していました。今後、このドローンが成果をあげれば40機の追加ドローンがオーストラリアの沿岸地域を警備する予定です。
ドローンによる警備業務は人件費を抑えることで「コストの削減」が期待されています。従来はヘリコプターで行なっていたこのようなサメの警戒業務も、ドローンの力を借りることで低コストかつ緻密な警備が可能になりそうですね!
(sorae.jp 2016年3月1日)
※yahooニュースより
※参考:dailytelegraph(2016年2月28日英語のニュース)
(sorae.jp 2016年3月1日)
※yahooニュースより
※参考:dailytelegraph(2016年2月28日英語のニュース)