米フロリダ州ジャクソンビル沿岸の浅瀬で、サメに右足をかまれて重傷を負った10歳の少女が海で泳いでいた6歳の女児を助けようと、果敢に海に戻る救出劇があった。
ケーリー・ザーマックさんは19日、サメに右足をかまれ、90針縫う大けがをした。父親によると、ケーリーさんは、かまれた時に後方を振り返ると「サメのひれが揺れ動いているのが見えたと話していた」という。
ケーリーさんは海から上がり、友人らにサメの襲来を叫んで伝えたが、6歳の女児が海に残っていた。そこで海に再び入り、女児を救出。父親は「大きな傷痕は残るが、逸話としても相当だ」と娘の使命感に誇らしげだ。
※ マイアミ(米南部)AFP=時事より
※ マイアミ(米南部)AFP=時事より