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本部町の沖縄美ら海水族館で、今月5日から展示されていた世界でも飼育例が少ない大型のサメ、「ホホジロザメ」が、8日午前、死んだことが確認されました。
このホホジロザメは、今月5日、読谷村の沖合に仕掛けた漁業用の定置網で捕獲された全長3.5メートルのオスで、その日のうちに本部町の沖縄美ら海水族館に移され、水槽で飼育、展示されていました。
ホホジロザメは、7日まで安定した泳ぎを見せていましたが、けさ、水槽の底に沈んでいるのが見つかり、獣医師などが処置したものの、8日午前9時半過ぎに死んだことが確認されました。
水族館によりますと、ホホジロザメは、飼育が難しいとされ、これまでアメリカの水族館で数か月、国内では島根県の水族館で4日間飼育、展示された例があるということですが、3メートルを超える成熟した個体の展示は、沖縄美ら海水族館が世界でも初めてでした。
水族館には、ホホジロザメを一目見ようと、多くの人が訪れていましたが、死んだことを伝える表示を見て残念そうな様子でした。
那覇市から訪れた女性は、「ホホジロザメは大きく、かっこいいのでぜひ見たかったですが、残念です」と話していました。
沖縄美ら海水族館の魚類チームの野中正法リーダーは「残念ですが、今回の飼育でホホジロザメの行動とか生態を調べることができた。今後、解剖してさらに詳しく調べたい」と話していました。
2016年1月8日 19時35分
※NHK NEWS WEBより
I was drawn by the hoensty of what you write