イギリスの貴重な群れのシャチ、ルル 溺死体で発見される スコットランド西岸 タイリー島 2016年1月3日

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killer whale found dead
※僅か8頭になったシャチの群れ:Orcas: Possibly as few as eight remain in western waters. Whale and Dolphin Conservation Trust

タイリー島1
※タイリー島の場所

 2016年1月3日、イギリス、スコットランド西岸、インナー・ヘブリディーズのタイリー島海岸で、メスのシャチの死骸が発見されました。このシャチは、ルル(Lulu)という名前で研究者の間で知られており、ルルは、ヘブリディーズと東アイルランドの間に生息する群れの内の1頭でした。科学者によると、この群れは僅か8頭しか残っておらず、また、研究者によると、西海岸のシャチを研究し始めた1980年代から一度もシャチは産まれていないということです。一部の学者は水質汚染が原因ではないかと主張しています。

 The Hebridean Whale and Dolphin Trustの2016年1月7日のフェイスブックによると、検死の結果、漁業用ロープが絡まり困難な状況で泳ぎ続け、餌が食べられず海水を飲み溺死したという報告です。これは、ヒゲクジラがロープに絡まるケースと類似しており、シャチでは初めての例であったとも述べています。そしてこのような死亡例は特に悲劇的であり、シャチの生息数が少ない原因についてもっと学ばなければならないとしています。
※stv newsより
※Hebridean Whale and Dolphin Trust facebook:https://www.facebook.com/Hebridean-Whale-and-Dolphin-Trust-143062472433/より
※上記facebookの元記事には、シャチの死骸の写真が載っていますので閲覧にはご注意願います。
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