※クリスマスに生まれたナヌカザメの赤ちゃん=のとじま水族館で
のとじま水族館(七尾市)で、クリスマスの二十五日にナヌカザメの赤ちゃんが誕生し、二十六日から展示が始まった。「聖なる日」に生まれた子ザメで、元気よく動くかわいらしい姿が来館者の目を引いている。 (松村真一郎)
水族館で飼育されている雌が六月に産卵。来館者に見てもらう目的で、これまで館内の水槽で展示されてきた。ナヌカザメはふ化する前に死んでしまうことが多く、また成魚に食べられてしまうこともあることから、担当飼育員が注意を払いながら見守ってきた。
生まれたのは体長一五センチほどで、性別は現在のところ不明。ナヌカザメやトラザメが泳ぐ水槽内に設置された小型水槽に入れられている。飼育員によると、一年で五〇センチほどにまで成長し、成魚は一メートル以上にもなるという。
クリスマスに誕生したことから、来館者らは「すごい」「いいタイミングね」と笑顔で見つめた。池口新一郎副館長は「名前はキリストに決まり。水族館の救世主になってくれるかな」と笑いながら話した。
※中日新聞より
※中日新聞より
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