体長約5mの巨大ホホジロザメが定置網にかかる 熊野灘 三重

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※画像、三重県鵜殿港(うどのこう)に水揚げされたホホジロザメ下記のツイッター:みんなのニュースOneより

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※画像、鵜殿港に水揚げされたホホジロザメ=紀宝町鵜殿で2016年12月6日、汐崎信之氏撮影:毎日新聞より

三重県御浜町阿田和

※三重県御浜町阿田和の場所

三重県御浜町阿田和沖4kmの熊野灘で2016年12月6日、定置網に大型のホホジロザメがかかっているのが見つかった。網を所有する阿田和大敷漁業生産組合(古川正和組合長)によると、全長約5m、重さ1.5トンの大物。太地町立くじらの博物館(和歌山県)は「熊野灘で5メートル級がかかるのは珍しい」と話している。

ホホジロザメはネズミザメ科の軟骨魚。温帯や熱帯に多く生息し、背は青灰色、腹は白色。映画「ジョーズ」で有名になった種類で、凶暴な性格から人を襲うこともある。

定置網にかかったアジやシイラなど1トンとともに捕獲された。船に上げる際に暴れたものの、漁師が連携し、網が破られるなどの被害はなかった。鵜殿港(紀宝町鵜殿)荷さばき場に、重機で水揚げされ、漁業関係者を驚かせた。

鵜殿港で競りにかけられ、太地町の仲買人が5万円で競り落とした。みりん干しなどの加工用になる見込み。古川組合長は「小さなシュモクザメやオナガザメはかかるが、ホホジロザメは珍しい。水温が高いためだろうか」と首をかしげていた。【汐崎信之氏】

※2016年12月7日の毎日新聞より

※関連記事:三重県 熊野灘にジョーズ現る 三重県鵜殿港にホホジロザメ(2015年4月7日)

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