※写真、再開されたばかりの浮津海水浴場。人はまだ少ない(黒潮町浮鞭):高知新聞より
高知県幡多郡黒潮町は8月2日、サメとみられる生物にサーファーが足をかまれたことを受け、遊泳禁止としていた入野海岸の海水浴場2ヶ所の再開を決めた。被害後、約1週間の調査で危険な生物の姿は見られなかった。防護ネットを施した上で、浮津海水浴場の一部を2日開放、入野海水浴場も週内に再開する。
被害は2016年7月24日午後7ごろ発生。黒潮町入野の水深約50cmの浅瀬で町内の男性が足を深くかまれた。傷痕からメジロザメと推定する専門家の意見があり、黒潮町は翌日から入野海岸の両端にある両海水浴場を遊泳禁止にし、サーファーにも海に入らないよう呼び掛けた。
再開が可能かどうかを判断するため、活用したのは小型無人機ドローン。28日から1日1、2回の空撮を行い、海岸線全域を把握できた。はえ縄による捕獲も試みたが、いずれもサメなどは確認できなかった。
浮津海水浴場では、住民が自主的に海水浴場の一部に防護ネットを設置。黒潮町は遊泳が可能になったと判断し、8月2日に町内放送で再開を周知した。
※2016年8月3日の高知新聞より
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