高知県の海水浴場でサメ出没 安全確認し遊泳禁止解除 2015年08月17日08時23分

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ビーチ イメージ1

 高知県香南市夜須町手結の海水浴場「ヤ・シィパーク」に16日昼、「近くにサメがいた」との通報があり、遊泳が一時禁止になる騒ぎになった。管理者側はその後の調査で安全性を確認。17日以降は通常通り運営する。 

 海水浴場を指定管理する株式会社「ヤ・シィ」や香南市によると、16日午後0時半ごろ、約1キロ南東の「大手の浜」付近で、貝の養殖現場(水深約4メートル)にいた男性がサメ2匹を目撃。近くにシュノーケリングをする子どもがいたため引率者に伝え、ヤ・シィパーク内の「道の駅やす」にも連絡が入った。 

 道の駅側は、100人ほどいた遊泳客を海から上がらせ、警察や香南市に連絡。周辺では注意を促す放送が行われ、県の消防防災ヘリも出動して上空から調べる事態になった。 

 その後、目撃した男性に話を聞いたところ、サメは体長1メートルほどで「地元漁業者によると、日常的に珍しくなく、小型で人に危害を及ぼすものではない」(ヤ・シィ)ことが分かり、香南市と協議の上、危険性はないと判断した。男性は養殖作業の手伝いで県外から来ていた。 

 香南市とヤ・シィは「安心して遊びに来ていただければ」としている。

※高知新聞HPより

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