※シャチとクジラのオブジェが展示されている:下記、Вестиより
■ロシア最大水族館 オープン前に外国メディアに公開
(2016年4月5日 NHK NEWS WEBより)
ロシア極東のウラジオストクに建設されている国内最大の水族館が、外国メディアに初めて公開され、プーチン政権としては経済が低迷するなかアジアから観光客を呼び込み、外貨の獲得につなげたい考えです。
この水族館は、ロシア政府が日本円で160億円以上をかけてウラジオストクの日本海に面する土地に5年前から建設しているもので、面積は90ヘクタール、東京ドーム19個分とロシア国内で最大となります。
水族館はことし6月にオープンする予定で、それに先立って5日、外国のメディアに初めて公開されました。
水族館では、4年前に北極海で保護されて飼育されている体重800キロのセイウチが巨体を揺らしながら水槽の中を自由自在に泳ぎ回り、飼育員の合図に合わせて頭を出して立った姿勢のまま回転するなどの訓練を受けていました。
水族館のワジム・セルコフ館長は「この水族館によってウラジオストクの観光業を発展させていきたいです。近隣の国の人たちが興味を持ち、訪れてくれることを願っています」と話していました。
ロシアでは原油安の影響で経済の低迷が続いていますが、プーチン政権としては水族館を広くPRして日本や中国などアジアから観光客を呼び込み、外貨の獲得につなげたい考えです。
※NHK NEWS WEBより
※NHK NEWS WEBより
※2016/04/05に公開、ZvezdaTVnewsより、ニュース映像(ロシア語)
オープン前のロシア最大水族館、訓練中の体重800kgのセイウチ
※2016/03/29に公開、Вестиより、オープン前のロシア最大水族館、ニュース映像(ロシア語)
映像で観る限り、水槽には今のところ、金魚と鯉らしきものしかいないようですが、詳細は下記水族館のホームページをご覧下さい。
※参考:オープン前のロシア最大水族館、Primorsky Aquarium HP(Приморский океанариум)
※ロシア、ウラジオストクの場所
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