海の凶器 サメに狙われるイルカ 

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※2016/06/23 に公開、Discovery Channel SEAsiaより

この動画は、シャーク・ウィーク2016からの内容(SHARKS VS DOLPHINS FACE OFF)です。

サメとイルカは長い間海で共存していますが、両者の関係はあまり知られていませんでした。最近になって、両者の関係がわかり始めてきました。

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この動画の最初の映像で、獲物を捕るために、イルカの口先で砂地をあさるテクニックは、クレーターフィーディング(crater-feeding)と言われています。

科学者であるマイク氏は、このイルカの独特な捕食行動の時に、危険が忍び寄ると考えています。

マイク氏「イルカ達は、頭を下に向け、海底を口先で堀りながら獲物を探している時、周りが見えません。その時、サメに攻撃されるのでしょう。」

次に、海中から観察すると、驚きの場面に遭遇しました。
なんとそこにいる多くのイルカ達には、傷跡があったのです。

マイク氏「イルカの間近で泳いだとき、彼等の身体に、説明し難いのですが、穴を開けたような大小様々な傷跡があるのを発見しました。これは、明らかに大きな歯を持つもの、例えば、イタチザメなどに噛まれたものと考えられます。」


科学者の女性「2001年から観察しているこのメスのイルカには、激しくぶつかった跡があります。2011年に胸鰭を失うというひどい怪我を負いました。おそらく、彼女は子どもを助け守ったのでしょう。」

これらのことは、彼等イルカ達は、体当たりをして子どもを助けたことを意味し、サメとは違った習性のひとつでしょう。

ほとんどのサメは単独行動をするのに対して、イルカは集団行動をします。

イルカは、サメから身を守るために集団をつくり、互いに助け合って危険を知らせたりしているのです。

(映像通訳)

※関連記事:イルカのサメの殺し方がひどすぎると話題に

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