※画像:CNN日本語版より
アメリカ、カリフォルニア州で2016年9月13日、シャチの繁殖と飼育を禁止する全米初の州法が成立した。
法案は数年間に及ぶ議論の末に可決され、この日にブラウン知事が署名した。来年から施行される。
救護や研究以外の目的でシャチを飼うことを禁止する内容。州内ですでに飼育されているシャチは対象にならないが、6月以降は「教育的」なプログラムだけが認められ、従来のような曲芸ショーには出せなくなる。
可能な場合はシャチを野生に返すことを奨励し、違反者には最大10万ドル(約1,030万円)の罰金を科すとしている。
これに先立ち、同州サンディエゴでテーマパークを運営している米シーワールドは今年3月、シャチの繁殖を取りやめてショーを段階的に廃止すると発表していた。
シーワールドでのシャチ飼育をめぐっては、その実態を取り上げた2013年のドキュメンタリー映画「ブラックフィッシュ」をきっかけに批判が集中していた。
映画はシーワールドでの劣悪な飼育環境などを指摘し、2010年に調教師がシャチに襲われて死亡した事件を取り上げて波紋を呼んだ。
サンディエゴのシーワールドは従来通りシャチ11頭の飼育を続けるが、今後は曲芸ショーに代わる、教育的で自然の状態に近いプログラムを導入する方針だ。
※2016年9月14日のCNN日本語版より
※関連記事:水族館でシャチが見れなくなる!? 米カリフォルニア州
※関連記事:アメリカ シーワールドが シャチの繁殖をしないと発表 2016年3月17日
※関連記事:新しいコンセプトのシャチプール リニューアル計画 想像図公開 アメリカ シーワールド
※2016年9月14日のCNN日本語版より
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結局、人間のその時の感情でシャチたちが生命を翻弄されてしまうのですね。
人間と関わってしまうと、野生に戻れないことはkeikoの生涯でよくわかっているはず。
水族館からシャチを追い出して、それで野生動物のあるべき環境に戻したと自己満足に浸るのはカリフォルニア州の人間の勝手だけれども、シーワールドのUlises, Ikaika, Kasatka, Orkid, Nakaiやその子供たちは、海に放ったところでアイスランドの血縁の群れが存在していても受け入れてもらえないだろうし、そうなると狩りの経験のない彼らは海で野垂れ死するしかない。
シーワールドはそれがわかっているから生涯責任もって飼育・教育すると表明してるけど、血縁のシャチばかりで子孫も残せないし、1代限りで一生涯を生け簀で飼い殺しじゃないですか。
野生とは違った生き方しかできなくなってしまった彼らを、これ以上苦しめるのはやめてほしい!
人間は自分の能力を使って収入を得て生計を立てているのだから、芸能で生計を立てるシャチがいてもいいのではないでしょうか?
もちろん雇い主は、彼らの生活にはできる限りの好環境を用意すべきです。
繰り返しになるけど、今現在水族館にいるシャチのことをもっと考えてほしいです。
Amayaは生まれたばかりなのに、母親になることもできず、人間との交流も奪われて60年近くを生きることになるなんて残酷です。
法律決めた人たちは自分も不妊の生涯を選択するのが義務だと思います。