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去年の夏、県内の海水浴場の沿岸でサメが相次いで目撃されたことを受け、神栖市で3日、小型の無人機、ドローンを使ってサメを早期に発見しようという試験飛行が行われました。
この試験飛行は、神栖市にあるドローンなどを製作、販売する会社が、サメを早期発見するシステムを役立ててほしいと開いたものです。会場の神栖市の海水浴場には、鹿嶋市と神栖市の担当者などおよそ10人が集まりました。
そして、サメに見立てた模型を砂浜に置き、6機のドローンを使って撮影し、その映像を地上のモニターに伝送するまでを作業を行いました。視察に訪れた人たちは、ドローンからリアルタイムでモニターに送られてくる映像や位置情報などを確認していました。3日使われたドローンは、半径1キロほどの範囲で使用することができるということです。
鹿嶋市の担当者は、「ドローンを導入するのかについて、きょうの視察を踏まえて検討していきたい」と話していました。
試験飛行を行ったドローンを製作、販売している会社の大塚達実さんは「海水浴シーズンを前にサメの早期発見などに役立ててほしい」と話していました。
※2016年6月3日NHK NEWS WEBより