※写真、座礁したシャチを救出しようとしている様子:NZ herald
Photo: Robert N Verna Bourke, Rachael Louise, Jessica Bennett
2016年3月13日午後8時頃、ニュージーランドの北島の南タラナキのパテア海岸(Patea Beach)に、若いメスのシャチが打ち上げられているのが発見され、夜遅くにも関わらず、多くの地元の住民や救助隊が集まり、深夜までシャチを海へ帰そうと救助にあたっていました。
地元の住民Conna Smith氏が言うには、シャチはあまり動いたり音も出したりせず、病気か、疲れているのではないかと思ったそうです。
その後、政府機関のThe Department of Conservation (DoC)の指示により、安全のために、市民をシャチから離さなけれなばならなくなり、後は、DoCが早朝の満潮時に重機を駆使して救出する予定でした。
ところが、DoCの発表によると、その計画はうまくは行かず、翌朝シャチは死亡し、試験サンプルを採取した後、パテア海岸にマオリのスタイル「karakia」というお祈りに則って埋葬されたとのことでした。
(2016年3月14日のNZ Heraldの記事翻訳)
※NZ heraldより
Photo: Robert N Verna Bourke, Rachael Louise, Jessica Bennett :NZ herald
※ニュージーランド、南タラナキのパテア海岸(Patea Beach)の場所